カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

お狐さんがしっかり見ている

亡きうちの婆さんが親父に語ったという話。 大戦末期、爺さんはのらりくらりと免れていたが、ついに出征の命令がきた。 爺さんは名誉なことなどとは思えなかったらしく、「もう生きて帰ってはこれない、俺はもう終わりだ」、と毎晩泣き [続きを読む]