曙とイチローの不思議な関係

カテゴリー「都市伝説」

外国人横綱の代表格、曙。

現役当時から曙ほど若い衆の面倒を見る力士はめずらしいといわれていた。
同期の魁皇が泥酔した、道路の交通標識をぐにゃりと曲げてしまった時には「ダメじゃないか・・・」と言ってぐにゃりと曲げ直したというエピソードもある。

そんな横綱曙が場所後の慰安を兼ねて温泉旅館へ旅行したときのことである。
温泉を堪能していた曙が温泉旅館の近くを歩いていると坊主頭の少年がうずくまって泣いていた。

曙:「どうしたの?」

心配して尋ねる横綱曙。

少年:「実は僕は高校野球の3年生で僕がスクイズに失敗したせいでチームは負けたんです」

・・・と少年は答えた。

そんな少年に曙は「『負けて覚える、相撲かな。』という言葉があるんだ。僕だって負けて落ち込むこともあるけど、いつも勝ちっ放しの人生なんてないよ。」と励ました。

少年は「ありがとうございました。元気がでました。」と笑顔でその場を立ち去った。

それから数年後、横綱として一躍時の人となった曙はある人物とばったり会う。

「初めまして」といった曙にその人は「実は初めてではないのです。何年か前、温泉旅館の玄関先で坊主頭の高校生を励ましましたね。今でも横綱から言われた言葉、覚えています。」

・・・なんと曙が励ました少年は当時高校生だったイチロー選手だったのだ。

イチロー選手はのちに「何かをする時に失敗を恐れずやってください、失敗したらなんで失敗したのか理由を考えて反省してください。」と曙がイチローに話した言葉を匂わせる発言をしている。

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