2~3年前の事。
オカ板である番号に掛けると呪われるだかで祭り状態になっててさ。
俺と嫁でちゃっかり参加してたのよw
そんで家からじゃなく近所の公衆電話から掛けてみようって事で、夜中の2時頃に俺一人で、家から徒歩3分くらいの公園に電話掛けに行ったんだ。
家に帰ってからの会話。
嫁:「掛けてきた~?」
俺:「お~。でも電話より、小さい子が一人でブランコ乗っててビビったwww」
嫁:「・・・おかしくない?」
俺:「えっ?何が?」
嫁:「いや、今の時間考えてよ」
俺:「・・・・・」
そういえば、子供が一人で遊ぶ時間じゃねえって気付いてパニック。
もしかして幽霊じゃなくて虐待?!
いや、でも楽しそうに乗ってたし、余りにも自然だった。
嫁:「もっかい見て来てよ。もし虐待だったら大変だよ!!」
そう嫁が言ったその時、トントンと家のアパートの階段を上がる音。
子供が上がってくる足音。
で、嫁と二人で固まってたら窓をノックしてきた。
もう本当にパニック状態の俺。
その横で異常な程冷静な嫁。
嫁:「良かった~。虐待じゃないんだ。でも、アンタ連れてきちゃったね」
普段からそういう物を視たり感じたりする嫁は強かった。
そっと窓の側へ行き様子を見ると、「どっか行け!!」と一喝。
すると霊感0の俺でも感じるくらい空気が変わった。
嫁曰く「こっちが強気だと大抵居なくなるよw」だそうだ。
それ以来、我が家ではオカルト的なものには面白半分で携わらない、という家訓が生まれた。