インドを長期旅行している「みどりさん」という日本人女性がいた。
おかっぱで見た目は若く見えるが実は30をゆうにこえている。
旅をしながら数々の伝説を残している。
気性が激しく他の旅行者や地元民とのトラブルは当たり前。
旅行者や現地民に身体を売り旅費を稼ぎ、宿の主人に身体を売り宿代を浮かせ、部屋では大音響の音楽で踊り狂う。
バラナシの宿では主人だけでなく、宿のスタッフにも体を要求され、怒り狂ったみどりさんは地元警察へ通報し、宿を営業停止へと追い込んだ。
現地の日本人旅行者の間で「みどりさんが目撃されたらしい」と話す人はいても、実際に会ったことがあるという人は誰もいない。
ある頃からインドでのみどりさん目撃情報がなくなり、インドを長く旅した後は、パキスタンへ行ったと噂されたが
その真相は定かではない。