埼玉県には混浴のハプニング温泉がある。
混浴の大浴場のお湯は大変ぬるく、しかも無色透明。
女性客の裸を目当てにする輩が集まってくる。
女性客がやってくるまで、半日でも湯の中で待ち続けるエロ男たちはけっこう多く、じっと待つその姿から「ワニ」と呼ばれる。
浴場のなかだけでなく大広間にもワニは巣くっている。
大広間から温泉へと続く廊下を観察し、温泉へ向かう女性がいると、いっせいに立ち上がり俊敏に走り出す。
ただ覗き目的の男がいるだけなら混浴温泉でありがちなこと。
しかし、この温泉は露出などを楽しみにやってくる変態カップルまでもがやってくる。
カップルで入浴すると一斉にワニたちが取り囲み行為を観察する。
仕切り屋の常連おやじワニがいて、行為が終わるとワニたちに拍手を促し、ワニたちはカップルに拍手をおくる。
ワニに参加を求めるカップルもいて、その場合は常連おやじワニが用意したゴムが使われる。