宮古列島の島のひとつ「大神島」。
宮古島から約4kmに位置する大神島には、キャプテンキッドの財宝が眠っている。
キャプテン・キッドは処刑の直前に自分の宝の場所を話そうとしたが、そのまま処刑されてしまい未だその宝は見つかっていない。
大神島は昔、海賊にほとんどの島民が殺されてしまい、隠れていた男女の子供だけが生き残って、その子孫が現在の島民の先祖であるという噂がある。
1938年河村只雄氏の著書「南方文化の探求」に、島の聖所になっている洞窟に財宝があると新聞で報道されたと触れている。
それからしばらく時が経った1960年代。
ロンドンタイムスがキッドの財宝に関する記事を載せ、これをニューヨーク・タイムスが転載。さらに日本では朝日新聞がニュースとして報じた。
そして1966年6月30日付沖縄タイムスは「海賊の財宝島に眠る?島民全滅の伝説と共に」という財宝の隠し場所が大神島とした記事を掲載した。
その後、多くの人達が大神島に来て、立入禁止の場所も含めて探したが、何も見つけられずに原因不明の病気になったり、それによる死者が出たりと祟りを受けた。