30年の人生で不思議なことが5回あった。
その中でも印象深い夢を書きたいんだけどいいかな?
25歳の頃、特に決まった周期とかは無く夢の続きをよく見ていた。
夢は西武新宿駅のホームで待ち合わせをするところから始まり、二人でラーメン屋に行き、ブラブラ散歩をするというものだった。
待ち合わせの相手は、自分より拳一個分位の身長の低さの女性で丸顔のショートヘア。
その人とは馬が合うようで、話を弾ませながら喫茶店に行ったり本屋に行ったりとデートをする。
こんなデートの夢を都合20回は続き話として見た。
それから一年後の冬、近所の飲み屋で知り合った人が夢の中の彼女だった。
驚きよりも恐怖で足が震えたが、彼女と交際することになり今度結婚する運びとなった。
婚約者は特に夢を覚えていることも自分と会ったこともないそうだ。
夢の中で会ったと確信しているのは、手製のある国の銀の指輪と白い革のカバンがまず同じ点。
顔が同じばかりか額と鼻にある特徴も同じだった。
気味が悪いと思うだろうから言わないでおこうと思う。
あとの不思議体験は、ロトくじの番号を夢で見たことと、海辺から帰る道が消えたこと、夢の中で食いに行った店を現実で見つけたこと、本の竜巻が起きたことかな。
ロト夢は夢の中でみずほ銀行のATMによっている。
今も現実にその場所にATMがあるが、家から距離があるのでめったに使わない。
時間は夕方で、お金をおろしてすぐに出掛けなければならないらしくものすごく焦っている。
ATMはブラウン管式の昔のもので、ギリギリ画面タッチができる程度のものだった。
カードを挿入し、引き出しを選択し、暗証番号を入力。
金額を指定する段になって金額を押すのだが、バラバラに6種の数字が出るだけ。
エラーを疑い最初から操作しなおすが、金額指定の時に画面が反応しなくなり先と同じ数字を表示する。
もう一度トライするが結果は同じで、引き出しを諦めた。
夢はここまでだったが、起きたときに数字を覚えていた。
どうせ夢のこととメモもしなかったし、昼頃には最後の二つの数字が曖昧になっていた。
例として、「61216192X2X」のように20~29の数字で間違いはなかったが、下一桁を忘れていた。
仕事仲間からATMでロト6を買えることを聞き、冗談半分で買いに行った。
抽選日に当たり番号を調べたら、夢で見た数字と全て一致していた。
ただ悔しいかな2Xの一桁が二つとも異なり当選金はわずかばかり。
それから同じ夢は見ることはなかった。