京都府にある某林道に深夜ドライブに行った時なんですが・・・。
友人3人連れて愛車のジムニーで滋賀から京北に抜ける酷道の旧道へ。
旧道と言ってもほとんど未舗装でどっちかというと林道のような場所です。
京都側から旧道に入り、オフロードでテンション上がりつつトコトコと林道を登っていきました。
途中、路面が結構えぐれているところがあるので夜にそこまで行くのは危険なので途中の広場まで行って、山の空気を味わいに外へ出ました。
季節は秋でそろそろ夜は肌寒い時期でした。
まったりとコーヒーを呑みながらタバコをくゆらしていると秋の夜らしいそよ風がふわ~っと吹いてきて「気持ちいいな~」なんてみんなで休憩しておりました。
その時にふと、「この辺って源平合戦の時の落ち武者や天狗伝説とかあるみたいよ~。」なんて言っていると・・・急に風が止んで、空気がキュッと冷えた感じがしました。
「やっぱりもう夜は冷えるね。」なんて喋ってると一人がトイレと言い出し崖のほうへ向いてご自慢のおマグナムを露出プレイしだしまして・・・w
僕は「そんなとこでしてっと神さんにおこられっぞーw」なんて言っていました。
すると風もないのに、「フォーーーーー・・・・・・・」と笛のような音が山中にこだましてきて・・・最初は風鳴りかな?っと思っていたんですが、風は吹いていない・・・。
ていうかものすごい大きな音で空から聞こえてくるようなすごい音でした。
ビンの口に息を吹いて出すような音といったらいいんでしょうか。
耳で感じるというより体全体から感じるようなすごい音でした。
さすがに「あ・・・これなんかある・・・」と思ってすぐにみんなを車に載せゆっくり旧道を下りました。
別になにか実害があったというわけじゃないんですが、僕は運転している最中に森の中で何かが飛び交っているような感覚を覚え、今日は来ちゃ行けない日だったのかなぁ・・・なんて思いながらしばらく行ったとこにある道の駅へ。
そこでみんなにさっきの音のことを聞いてみたら、全員がその音を聞いておりました。
でも怖さというより、諭されるというか警告のような物に皆が感じていました。
特に道中なにかあったわけじゃないですが、すごく不思議な体験でした。
僕が勝手に解釈しているだけなんですが、山の神さんかなんかが「今日は来ちゃいかんよ。帰りなさい。」って忠告してくれたんだと思っていますw
もともと天狗やら山伏やら伝承がある地域なんで。