トンカチ持った気味悪い奴

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

俺が今朝見たものですけど、書き込まさせてもらいます。

俺は今日、大学のテストのためにいつもより早く家を出ました。
駅まで自転車なんですが、建物の影の部分の道路は先週の積雪が凍り付いて残っているので、家から数十メートルくらいは自転車を降りて押して歩いていました。

その凍り付いた道で、変な人を見ました。
白い服(着物?)に白髪を振り乱したような、まるで鬼婆みたいな感じの人が、道路に這いつくばってました。
その人は手に持っていた小さなトンカチで道路の氷をひっきりなしに叩いて砕いていました。
通り過ぎるときに、「ふんっ・・・ふんっ・・・」というような息遣いを聞いたんですけど、その声は、どう思い出しても若い男の声。

気味悪くなってそのまま僕は行きましたが、しばらく歩いた後振り返ると、まだ氷を叩き続けていて、俺には気づいていない様子(無視?)でした。

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