レアカードの真実

カテゴリー「心霊・幽霊」

いきなり割り込みすまない。
俺が小学生のころ体験した話なんだけどいいかな?

子供の頃に友達とデパートに遊びに行ったときの話なんだけど、そこのデパートにはガチャガチャがたくさん置いてあって、当時はそれが楽しみでよくそのデパートに遊びにいってたんだ。

そこのガチャガチャコーナーに「最恐!!心霊写真」←タイトルは適当でゴメン、詳しくは覚えてないんだ。

とかいうのがあって、友達3人(A,B,Cってとで)と好奇心から何回かやってみるかってことになったんだ。

だいたい一人3回くらい(一回100円で5枚くらいカードが入ってたと思う)やって近くの公園で皆でカードを見てたんだ。

そのカードについて詳しく説明すると、今もあるか知らないけど、デジモ○のカードとかみたいな機械からでてきたと思う。

心霊写真が表に印刷されてて、裏には霊能力者?とかいうやつのコメントが書いてあるやつ。
そんでカードの最後に「このカードはしっかりと供養してあります」的なコメントがあったんだ。
そのデパートのガチャガチャコーナーは大体月に1回程度で中身が一新されるものだった。
今回の一新で新しく入ったのがこの心霊ガチャだったわけ。

まぁ、そんな経緯で友達と心霊写真を見てたんだけど、急に友達の一人のAが「なんだこれ!?マジでやばくない!?」とか言うもんだから、俺もBもCも「どうしたんだ?」とAの持ってる写真を覗きにいったんだ。

Aの持ってた写真には麦畑?みたいなところに写るオッサン(農家の人かなんか?)とその上に移る真っ赤な雲の写真で、「え?そこまで恐いか?」と俺が思っていると、「逆さにして見て見ろよ!」とAが言うのでそのとおりにする。

すると、真っ赤な雲は怒りに満ちた男の顔になった。
その瞬間俺等は全員なんともいえぬ恐怖に包まれた気がしたんだ。

「う、裏の解説も見ようぜ!」

霊能力者の言葉で少しでも安心したかった俺は皆にそう提案した。
皆も同じ気持ちだったのか、文句を言わずに写真を裏返してくれた。
代表してAがその文章を読んだ。
(内容は正確に覚えてないので箇条書きで要点だけ書く事にするスマン)

・この写真はかなりヤバイです。
・恐らくこの男性は不幸な目にあったでしょう。
・この霊はこの世を恨んでるため対象は無差別に選んでます。
・私はどうすることもできません(←この時点で供養はできて無いwww

「・・・・・・」

俺達4人は絶句した。
もしかするとこの写真を見た俺等にも不幸がくるのではと思ったからだ。
そして気付いたことがあった。
それはこのカードにはレアカードが存在していた。
(以下にレアカードの特徴などをまとめておく)

・特別光ってたりするわけではない。(例のカードゲームの社長が好きそうなものではない)
・裏の解説書に「私にはどうすることもできません」と書かれている。
・結果的に4人でたしか6~7枚のレアカードが手に入った。(1種類もダブりはなかった)

なんだか不気味な感じを残してその日は解散になったんだ。
俺は幸運なのかレアカードを2枚当てた上に気味が悪いと言うAの分のカードも持ち帰ることになった。

俺も気味が悪かったのでやたらと霊感が強いと言っていた俺の弟の部屋に投げ込んでおいたんだよ。

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