中二の夏休みに変な夢を見ました。
私は寝ていて横たわっていて、周りは真っ暗な空間なんです。
目を見開く感じでキョロキョロしていると、胸の上1メートルくらいにピエロのような顔したのがフワフワしてました。
そしてトランプをきって、私の胸の上に置くんです。
一枚ずつ。
すると、5枚くらい置かれたあたりから、胸がグッ、グッと重くなる感じがして、急に嫌な感じがしました。
ウワッ!と思って身をよじったら目が覚めました。
何だこれ?と思いながらも部屋の窓から外を見るもまだ夜中のようで、窓から見える玄関の外灯が見えました。
外灯がついているということは、まだ父が帰宅していない時間である。
寝たばっかりかと思いました。
再び眠りにつくと、また同じ夢を見たのですが、今度は先ほどよりペースが早く、トランプを私の胸に置くのが10秒に一枚ずつだったのに、今度は3秒に一枚のペースでした。
同じ様に胸が重くなり、再び起きて外灯を見るとやはりまだ時間がそれほどたってないのか、同じ様に点灯してました。
少しやだなーと思いましたが、ぼーっとしてたら、またすぐ寝付けました。
しかし、今度は先ほどよりさらにピエロのカードのあつかいは早く、先ほどまでは乗せられるたびにグッグッって感じだったのが、今度はあまりのスピードの早さに胸を思い切り叩かれたようなドーーーンという衝撃がありました。
むせた様に咳き込みながら飛び起き、外灯を見るとヒラヒラと何かが見えました。
目を凝らして見ると夢の中にいたピエロの手がヒラヒラしていて、おいでおいでとしている様に見えました。
めちゃくちゃ怖くなり、布団を被りガタガタしていたら、いつの間にかまた寝てしまい、次は朝になっていました。
そんな経験をして、しばらくはなんだったんだろう?と思いましたが、そのうち忘れていきました。
それから何年かたち、高校生の時です。
地元のお寺に初詣に行った際に恋愛成就とか健康祈願のようなお祓いをしました。
5人くらいまとめてお祓いするのですが、お坊さんが何人かお経を読み紙のついた棒を振って、その後、横に移動して各々別のお坊さんと軽く談話するものなのですが、私が席に着くなり年始のあいさつもそこそこにお坊さんが紙を机に広げました。
紙は少し古い感じで黄ばんでいて曼陀羅(まんだら)がかかれており、お坊さんから小さな金属片を落としてと言われましました。
他の人と対応が違うのでなんだろう?と思いながら落とすと、お坊さんが納得した感じで「守られているというか、ついてるというか守護神みたいなもんなんだけど、破壊とか死の仏さんがいらっしゃいますねぇ~。あなたに害はないけど、あなたに嫌なことをする人はバチが当たるし・・・それだけじゃないんだけど・・・」となんか、歯切れ悪く伝えてきたところで後ろに次の人が来て終わりました。
その年の夏に、近隣の繁華街によく当たる占い師がいるからと友人数名で見てもらいに行きました。
私の番になり、おばさんの占い師に向かい合う形で机をはさみ座ると「あら!?あらあらあら・・・フンフン・・・」と、私の生年月日や名前の書かれた紙も見ずに「あなたについてる・・・あなた自身が・・・んー死神なのね」といわれました。
初詣でも似たようなことを言われドキッとしていると「苦労はしないし、害もないけど周りの人が大変になったりする時もあるし、あなたに悪意を向けるだけでやっつけにいっちゃうのよ」と言われました。
へぇ、と思いながら容姿についてうかがいました。
すると「ピエロみたいな感じね」といわれ、一瞬で記憶が蘇り、あの夏にみた夢の話をしました。
「あなたにアピールしたのかもしれないね。」と、言われ、特に今後こうしなさいとかもなく、ただ、お金や生きていくことに困る事はないでしょう、とのことでした。
それから10数年たちますが、就職すると倒産したり、実家の自営も業種が変わったりとありますが、そのたびに好転してはいます。
倒産し無職でいるとより良い条件で就職できたり、実家も同じ感じです。
営業職なのですが、出し抜こうと罠にハメようとする上司がいたりすると、その時だけ妙にトントン拍子に成績がよかったりして、その罠がむしろ後押しする感じで上司が失脚したりですね。
初めて書いたので読みづらいかもしれませんがご容赦下さい。