死者のポーズで寝ていませんか?

カテゴリー「怨念・呪い」

以前、一度書き込んだ話ですが・・・。

今から十数年前、まだ私が中学2年生だった頃の話です。
深夜、母が寝室で目覚めると窓の外が真っ赤に明るく光っており、その後、部屋のドアが開いて私が入って来たそうです。
そして「眠れないんだけど」と、私が言ったので、電気を付けたところ、窓の外の光も私の姿も消えていました。

変な胸騒ぎがした母は、私の部屋へ来ましたが、私は布団の中で熟睡していました。
それでも確認のため布団を剥いで心臓を触って生きている事を確認したらしいです。
勿論、心臓は動いていましたが、死者のポーズで寝ており、「無理やり両手を離した。」と後に母は述べてます。

翌日、私はサッカー部の試合のため隣町の中学まで来ていました。
その学校は山の中腹で、帰りは自転車のブレーキを使うだけで、私の住む町まで着いてしまうような所にあり、その日の帰りも気持ちよく坂道を下っていたました。
途中、数十メートル前方に軽トラックが路駐してたので、避けるべく車の右側を通過しようとした瞬間、運転席のドアが開き、私はモロに衝突。

そのまま対向車線まで跳ね飛ばされ、対向車に危うく轢かれるところでしたが、そこは運良く運転手の方が避けてくれました。

そのまま起き上がろうとしましたが、体中が痛みと痺れで動けなかったため、救急車で病院まで運ばれました。

小指と鎖骨の骨折により、全治2ヶ月と診断され帰宅したのですが、私の姿を見た母は一言、「やっぱり・・・。でも、命があって良かった。」と、ため息混じりに呟いていました。

朝、私が家を出た後、母は前夜の事が気になったので、仏壇に手を合わせ、私の無事を祈ったそうです。

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