おはようございます。
私、幽霊は信じていないですけど、それっぽい体験したことあります。
ちょうどこの板を見つけたので、そのときの体験を書きます。
つまらないと思ったら読み飛ばしちゃってください。
不思議な体験をしたのは17歳の夏休みでした。
私の部屋はは弟と共有で、いつものように2段ベッドで寝ました。
2段ベッドの下には私が、上には弟が寝ていました。
ベッドは壁際にあり私は壁の方を向いて横向きの体制で、部屋の中心に背を向けて寝ている状態でした。
寝ていると真夜中に突然目が覚めました。
私は寝起きはすごい悪いんですけど、その時はすごく目が冴えてました。
枕元に置いてある目覚まし時計を見ると、ちょうど深夜2時でした。
そして時計から目を離した瞬間、金縛りに・・・。
金縛りはそのときが初めてで、恐怖はあまり感じませんでした。
以前、テレビで金縛りはただ体が寝ている状態だと言ってたので・・・。
それで、しばらく金縛りを堪能していると、突然背後(部屋の中心)から、何かの気配がしました。
最初は親かな?と思ったのですが、親は部屋に入る前にノックします。
じゃあ弟か?と思ったら、上のベッドからは弟の寝息が。
えっ、じゃあ背中にいるのは誰なんだ?
そう思った瞬間、ものすごい悪寒が体中を駆け巡り、ものすごく苦しくなってきました。
息苦しいというか、うまく言い表せない苦しさ。
ものすごい気分が悪いときみたいな感じの状態でした。
体中に鳥肌が立ち、息も荒くなってきました。
後ろを見たくても、眼以外はピクリとも動きません。
すると、後ろの何かが動くような感じがしました。
神経を集中してみると、その何かはこちらに近づいてきます。
そして、それが近づくほどに悪寒は激しくなっていき、ついにそれは私のすぐ後ろまできました。
気分の悪さもピークに達し、視界が白黒になりました。
頭を殴られて、視界が白黒するような感じです。
もう息をするだけでも辛くなり、恐怖のあまりじっと眼を閉じました。
そして数秒後に、その何かがボソリとつぶやきました。
『あなただけ不幸になって・・・』
男のような女のような、中性的な声。
その声を聴いた瞬間、私はなぜか眼を開けてしまいました。
すると眼に映ったのは、白い湯気のようなものが、私の体の中に吸い込まれていくように消えていく瞬間でした。
そして、その湯気が全て吸い込まれたあと、さっきまで動かなかった体が動くようになりました。
そして同時に大量の脂汗。
本当に恐ろしい体験でした。
私は幽霊は信じていないのですが、これって霊なんですかね?
20年間住んでいますが、こんな体験はこれだけです。
金縛りはその後何度かありましたが・・・家族は誰もこういう体験はなく、家の土地もごく普通の山の上です。
あれから、まだ私の体にはなにも異常は起きていません。