”それ”が肉人形を喰う

カテゴリー「都市伝説」

その祭り(儀式?)は、まず大量の牛肉・豚肉で人形を作る。

医学書を見ながら、かなりリアルに作り上げる。
皮膚のない人型を・・・。

畳2枚合わせて補強した台の真ん中に肉人形を正座させる。
その周りを大量の野菜、米でしきつめる。
なぜか300万円ほどの札束も・・・。

そのまま雪山の中腹にある広場に4~5人で引いていく。

翌日、神主が見に行って肉人形が無くなってたら台を引いて帰る。
肉人形が残ってたら失敗。
泣いて帰ってくる。

肉人形と野菜が食われてたら成功。
笑って帰ってくる。

札束も食い荒らされてたら大成功。
泣き笑いしながら帰ってくる。

大成功でかつ晴れてる日は、何かが肉人形を食い散らかしてるのが双眼鏡で見れる。
何かとは、全身真っ白でマネキンみたいな光沢のある、人型の生き物である。
複数である。

見ても祟られたりすることはないが、大人は「おまえら、ご先祖に感謝しろな」と言ってくる。

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