中学生までの市営団地に住んでいた。
ここの間取りが3LDK?とにかく部屋とキッチンが計4つあり、中央に5mくらい、幅1mくらいの短い廊下があった。
1室からは廊下全部が丸見えだった。
家族全員が寝室として使ってたんだが、ある夜起きたら、廊下に真っ黒な人影が。
その姿がまた変な感じで、言うなら「アニメの一休さんをそのまま黒塗りにして3mにしました」という感じ。
坊主頭で3.5か4等身。
頭が異常にでかい。
ただし背もでかい。
天井に着いてた。
ミニスカートの丈の何かを着てたが、黒塗り過ぎて分からない。
頭つかえてるし、狭そうに両手で廊下の壁を支えてるし、1本足?それとも普通に2本だったが、一列に揃えてたのかわからんが、真ん中からズドンと1本だけ太い足が見える。
狭そうだなあと思ってそのまま寝た。
見たのはそれ1回だけ。
あまりにもアニメチックで幽霊とは思わず怖い話にもならんし、夢かなと思って15年くらい黙っていた。
いい大人になった最近、同じ部屋に寝てた弟が同じものを見てたことをはじめて知った。
黒い影・坊主に服装(?)等々すべて一致してた。
2人とも「悪い感じはしなかった」という感想も一緒だった。
というかあれは妖怪だったのか?
3m坊主の妖怪っているのか。
誰か知らないか?