「とある家族が残したブログ」・・・架空の家族のブログを載せたHP。
内容は、ある夫婦がブログをやっている。
しかし「お互いのブログは見ない、リンク・トラックバックしない」と言うルールがあり、お互いに内容は知らない。
その夫婦に娘が生まれ、大きくなって娘もブログをはじめる。
最初のしばらくはネットの安全などを考え、娘のブログを見ていたが、そのうちルールにのっとり両親は娘のブログを見ることをやめる。
親に見られることがなくなったため、娘はブログに本当の自分の生活をつづり始めた。
実は娘は幼稚園の頃からいじめられていていた。
最初は遠くの中学に行けばいじめが収まると思っていたのに、そこでもまたブログについていじめられる娘は「ブログに原因があるに違いない」と、とうとう禁を破って両親のブログを見てしまう。
そこでは自分のプライバシーなどないくらい様々な家族の情報が駄々漏れになっていた。
娘の幼い頃の他人に知られたくない恥ずかしい事や初潮の事、初恋の人の事、家族内で起きた細かい事の他にさかのぼると父親の浮気の事、二人の性体験にいたるまで赤裸々に書かれていた・・・。
娘はそれを読み、自分がどこにも逃げられない事、たとえ自殺したとてそれさえも両親のブログの材料にされてしまうだろうことを思って一人絶望する。
そして娘の絶望を世界中の人間が知っているのに両親だけがそのことに気が付かないまま「自分たちは幸せな家族」と信じて暢気にブログを更新していた・・・。
当時すっごく後味悪い思いしたけど久々に検索したら見つかったので貼り。
興味ある方はどうぞ。
https://goo.gl/AzX6z
これを読んだ後にmixiとかで子供や友達の写真を修正もせず載せてる人を見たらめっちゃ気分が悪くなった。