前に震災あったじゃん。
俺一応その被災者なんだが、その時被災したから、爺さん家に一か月ぐらいいたんだ。
その爺さん家があるところは集落ですごい田舎。
緩やかなアスファルトの坂道が爺さん家まで続いてて、爺さん家からも道はさらに上。道は山のほうに続いてるんだけど、爺さん家から上には家はなく、ただ山の中へ道が続いてる。
実際にその先には行ったことはない。
ここから夢の話。
見た夢の内容は俺がその道の先に行くんだけど、行った先にはコンクリートの施設(周りは草原)があってその中に恐る恐る入っていく。
施設を見た時点でかなり昔に見たことがあるような気がした。
施設に入ると中もコンクリートで人が住んでそうなものや気配はない。
さらに奥へ入っていく俺。
奥にはなんか地下へ続く階段があった。
が、そこからの記憶はなく、気が付いたら地下の空間にいた。
記憶がないのに何でわかるんだよ!!って思うかも知れないが、なんとなく直感で分かった。
でその空間には人?がいた。
大人に見える人もいたし、5歳位に見える子供もたくさんいた。
子供と話しているとき(内容は覚えていない)背丈があまり変わらないから同い年ぐらいだと思った。
ちなみに今は18歳。
そうこうしてると日が暮れ始めていた。
そして俺は家(爺さん家)に帰らなければと思い帰ろうとした。
そしたら、大人も子供もみんな騒ぎはじめた。
そして何とか脱出したところで目が覚めた。
目が覚めてからも、この夢について考えていると、小学生の時にも何度か同じ夢を見ていたことを思い出した。
グーグルアースとかでその場所を見ても、その場所には山だけで建物はおろか草原すらなかった。
草原のイメージはクラナドに出てくる草原のイメージに近い。
なんか神秘的だった。
でいろいろ記憶を整理しているとあることに気が付いた。
そういえば俺は5歳より前の俺自身の写真を家で見たことがない。
小学生のころ「自分のアルバム」を作る的な企画があったが、幼稚園卒業の頃からの写真しかなかった。
今は、写真はおろか、家すらなくなったので確認のしようがない。
もしかしたら俺の幼いころの実体験かも。
まぁそんなこんなで今は家族と楽しく暮らしてます。
この話は創作とか釣りではありません。
お前ら、家族は大切にしろよ!!!!
この間、気になって両親と爺さんに聞いてみた。
父:「お前は俺が拾ったんだよww」
母:「ww」
・・・って言われた。
爺さんは「お前は養子だ」みたいなこと言われたわ。
昔はそういう事聞いてもはぐらかされるだけだったけど、4月から家を離れるからって教えてくれた。
まぁ幼稚園の卒業まぎわ以前の記憶がないからな・・・。