大学時代に住んでいたアパートでの話。
とっても古いアパートで木造の二階建てなんですが、そこに引っ越して三日くらい経った時、部屋に帰るといつも長い髪の毛が落ちているのに気付きました。
俺ヲタで童貞なんで、女っ気無しなんで、有り得ないと・・・。
昼間は学校やバイトで帰れないので昼間に浸入者がいるとみたんだ。
ある日、休講があったので隣の空き部屋に潜んで壁に穴開けてそこから除いて監視してみた。
そしたら押し入れからながーい髪の女が現れて、一時間くらい部屋を壁ぞいに音も無くねり歩いてた。
昼間の2時くらいね。
そして歩き終わると押し入れに帰って行った。
気持ち悪いから即行引っ越すことにした。
引っ越しの時、押し入れを開けると、奥に鏡が架けてあったのね、そいでその鏡と壁の間に小さく折り畳んだ紙が何枚も出て来た。
開いて読んで見るとどうやら「虐めで辛いので自殺したい。私を可哀相だと思ってくれる人に付いて行きたい」って内容だった。
全部の紙がね。