誰にも話してないので身内が書き込み見たらバレるけど書く。
家の家系は複雑で、離婚とか内縁の妻とか沢山いて、俺の曾祖母が同居してた曾祖父の妹や曾祖父の義理の母とかに苛められまくって、井戸に身を投げて自殺したらしい。
自殺した井戸は気味が悪いし、人にも知られたくないから、供養もせずコンクリートで井戸を埋めた。
それから代々赤ちゃんの夜鳴きとか続くし、色々ヤバイ怪奇現象とかも続出して皆まいってたらしい。
俺の母親も親父と結婚して、家のヤバさに気が付いたんだけど、井戸のことはタブーみたいになってたんだって。
俺は小学校の頃、井戸があった付近を散策して見つけた小森の中に、コンクリートの壁があって、ホントに超気味が悪いシミがあったんだ。
コンクリートに染み付いていて、祖母が言うには掃除しても取れなかったんだって。
ホントに気味が悪かった。
俺が中学に上がった頃、爺ちゃんが死んで、親父の友達の坊さんが葬式に来た時、「この家は呪われている」って言って、供養するとか言い出した。
最初は皆、大きなお世話って感じだったけど、坊さんは探偵みたいに井戸のことを嗅ぎつけてね、井戸を掘り返したのかまで記憶にないんだけど、とにかく霊を供養したんだ。
坊さんが言うには、3人も井戸で身を投げてたらしい。
供養の後、別に何の変わりもなく過ごした。
でも、1年くらい経って井戸の跡を見に行ったら、シミがなくなってたんだよ。
ビビッたわw
そんで、家族全員そのこと知ってたのもビビッたw誰も言わないんだもんな。
それからは見に行ってない。
本当の話だよ。
何かスッキリした。