子供にはいつも危険が潜んでいる

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

午前中にイオンに靴買いに行ったんだ。
うちの近所じゃイオンくらいしかなくてな。

そこで2歳くらいの女の子が通路の向こうから号泣しながらこっちに向かってくる。
迷子かな、でも俺みたいなオッサン(30代後半小太りブサメンじゃないと思いたい・・・)が保護しても、今の時代俺が悪いことにされそうだしなーと迷ってたら、その子の後ろから店員のおばちゃんが「そのこ誰か捕まえてあげてー」と。

よし、これで俺が誘拐犯にされることはないだろうと、抱きかかえ体制で通せんぼしたら、俺の手前で別の通路に逃げる幼女。
まぁ、知らんオッサンはこわいわな・・・とちょっと凹む。

とりあえず転んだりしないかそっちに目をやると、俺と同じくらいのオッサンが逃げられることもなく普通に抱きかかえて、俺と店員のおばちゃんに会釈。
そのままエスカレーターで別のフロアに行った。
あぁ、パパさんか、よかったよかったとおばちゃんと会釈して別れた。

10分くらいして別のフロアで靴探してると、20代後半くらいの夫婦が青い顔で子供を探してた。
どうも、さっきの号泣幼女っぽく、オッサンが連れてったことを話し、店員と警備員にも連絡。

俺と幼女追っかけてたおばちゃん店員はオッサンの顔も見てることだし、警備員と一緒に店内を探し回り、駐車場でオッサンが車に乗り込むところを発見。
すぐさま俺の車で出口に向かう通路をブロックして、警備員と通報受けてきたであろう警官に取り囲まれた。

幼女は後部座席でスヤスヤ眠っていて、無事だったそうな。
本当に何もないかどうかはちゃんと調べないとわからないだろうけど、まぁ今のところは無事。

警備員室で俺とおばちゃんも警察に話を聞かれ、さっきようやく帰ってきた。

本物の親夫婦には号泣しながら感謝されたが、オッサンが連れてったのをスルーしちゃってたんで、俺の心中はちょっともやもや。

今まで警察沙汰に関わったことは何度かあるが、さすがに衝撃的すぎた。

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