心霊・幽霊 集合写真が配られなかった理由 2019年1月31日 nuesoku 先輩の話。 彼の所属する大学のサークルでは毎春、新入生の歓迎登山をおこなっている。 登る山も宿泊するキャンプ場も定番が決まっていて、登山の締め括りに皆で集合写真を撮るのも決定事項であったそうだ。 ある年、撮影に失敗したと [続きを読む]
怨念・呪い 雉(きじ・キジ)の恨み節 2019年1月31日 nuesoku とある里山の集落で聞いた話。 雉(きじ・キジ)というのは、非常に賢く情に厚い鳥らしい。 自分の雛が敵に狙われると、わざと怪我をしたふりをして囮となり、雛から敵を遠ざける事もあるという。 ある時、一人の若者が畑で二羽の雉の [続きを読む]
不思議体験 消えた熱帯魚、死体もない 2019年1月31日 nuesoku 彼女が熱帯魚飼ってるんですわ。 俺は詳しくないんだけど、ネオンテトラと、ブラックなんとかっていう変なの。 黒くてピロピロしたウナギみたいな怪しいやつ。 水槽の中には土管が1個だけ入ってて、それがブラックなんとかの巣なんで [続きを読む]
日常に潜む恐怖 新選組に喧嘩を売った結果 2019年1月31日 nuesoku 新撰組VS相撲取り。 酔っぱらった新撰組と相撲取りの集団が町でばったり遭遇。 互いに道を譲れ、譲らないと口論になり、当時の局長芹沢鴨が相撲取りを峰打ちですっ飛ばす。 そこで一度別れた両者でしたが、怒った力士たちは仲間50 [続きを読む]
日常に潜む恐怖 未来へのお別れメッセージ 2019年1月31日 nuesoku 中3の11月ごろに火事で亡くなっちゃった友達がいるんだけど、火事のあとその子がその時のクラスメイト一人一人に向けて一言ずつお別れのメッセージをつづったノートが見つかったのが不思議だったなぁ。 みんなに「今までありがとう! [続きを読む]
不思議体験 それは『もじな』の罠だった 2019年1月31日 nuesoku まだ車の数も少なく、道もほとんど整備されていない戦前。 足腰の悪い両親の代理で、親戚の結婚披露宴にに出席する為に小学生低学年だった叔母は、足の届かない大きな自転車を押して親戚の家に行ったそうです。 道中、山をひとつ越える [続きを読む]
不思議体験 人の顔は美味い 2019年1月31日 nuesoku 知り合いの話。 彼の祖父はかつて猟師をしていたという。 遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。 「山に入ってると、色々と自給自足しなきゃならない時もある。でもな、何が食えて何が食えないかってのは、しっかと押 [続きを読む]
日常に潜む恐怖 写真屋は変態中の変態だった 2019年1月30日 nuesoku 師匠から聞いた話だ。 大学2回生の秋の終わりだった。 僕は1人で小さなマンションの前に立っていた。 繁華街から少し離れたところにある、古くてみすぼらしいマンションだ。 ここには、『写真屋』と呼ばれる、天野という男が住んで [続きを読む]
心霊・幽霊 焼き芋を食べたかった親子 2019年1月30日 nuesoku 木枯らしが吹く季節になると、今から15年程前に焼き芋屋のバイトをしていた頃を思い出す。 軽トラックにスピーカーつけて「やきいも~」ってやつね。 夜の20時位に一軒家の並ぶ団地を流していた。 緩やかな下り坂のはるか先、10 [続きを読む]
心霊・幽霊 誰も宮司になりたがらない神社 2019年1月30日 nuesoku 先日、以前勤めていた職場の同僚と再会した。 わたしの前職場は神社だ。 同僚は神主。 よもやま話をしているうちに、ある神主の話題が出た。 その人は大きな神社の宮司を十数年来務めてきた人で、些細なことは気に留めないタイプの、 [続きを読む]