何かが俺の中にいる・・・

カテゴリー「心霊・幽霊」

今でも覚えてる不思議な体験といえば・・・。
平成一ケタ台のときに、自室で寝てるときに起きた出来事。

当時20過ぎで、実家住まいだったんだけど、家庭の事情で、親はそこに住んでいなくて、妹も普段はあまり帰ってこない実質一人暮らし。(妹はぐれてたというわけでなく、親のいるほうに寝泊りしてることが多かった)

時期的には初夏で、時間で言えば、多分午前2時ごろ。
いつもなら、すぐ寝てるのだけど、その時は、なんか寝付けなくて、うつらうつらしてたんだよ。
そうしたら、カラカラと玄関の引き戸が開く音が聞こえた。

たまに夜中に妹が帰ってきてたりするから、初めは妹の帰宅かなあって考えたんだけど、それ以外の鍵を開ける音や足音が聞こえないのに気づいた。
だけど、扉を開けた存在が玄関にいる。

なぜ分かったかというかは、距離が離れているのに、その存在を示す気配が感じたんだよ。
普段感じる人の気配がするとかいう生易しいレベルじゃなく、それに悪意があれば、人をショック死させれるんじゃないか?という位の無視することができない圧倒的な気配。
恐怖の前すると体が動かないとか言いますが、まさにそれ状態。

目を開けるもの怖くて震えてると、そいつはこちらの部屋にゆっくりと来るのがはっきりと分かる。
もちろん、その間も俺は怖くて、まったく動けない。
そしてついに、その気配は俺の枕元に立ち、覆いかぶさるように覗き込むのを感じた。

次の瞬間。
全身を襲う金縛りと、右耳元でささやかれる、複数人にもとれる年配の男性の声。
内容は今でも分からない。お経のようにも聞こえたし何か訴えてるようにも聞こえた。

びっくりして、目だけあけると、その瞬間、気配が消え、声が闇こえなくなり、金縛りも解けた。

その後は朝まで何も起こらず、今現在実家に住んでるが、類似した体験はない。

ただ、そのときからか、右半身と左半身とで微妙に感じ方が違うというか、微妙な違和感がある。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!