薄着で登山⇒遭難・・・

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

ディスカバリーチャンネルの実話物。

カップルが二人で山を散歩するツアーに参加するが、じゃれあってるうちに散歩コースから外れてしまい遭難してしまう。

戻ってるつもりなのに戻れない。
良い風景を見てデートするつもりだったわけだから山に向かないオシャレ着で何の装備も食料もなし。
寒さも雨も防げない。

一晩寒さに震えながら耐えたあと二人は音を頼りに川を探し始める。

山だから川の音があちこち反響して素人が耳だけで探せるような簡単な物じゃないんだが、二人は運よく川にたどり着く。
しかし、そこにあったのは遭難して死んでしまったらしき老人の死体だった。

その老人の装備は山に慣れたプロ用のものばかり。
そんな老人が遭難して死んでるっていうことは・・・。

絶望する二人はその老人の身元を示すものと聖書の一説が書かれたカードやライターを持って進むんだけど、老人が死んだ理由をまざまざと思い知らされる。

降りれば崖。
川は進めば滝。
そして上るのは不可能なのだ。

聖書のカードを見つめながら絶望する彼女。
そして彼氏の方はプッツンしちゃってライターで山火事を起こす。

その山火事のおかげで消化にやってきたヘリコプターに発見され二人はめでたく救助。
すごい軽装なのに何日か耐え切ったのは奇跡らしい。

愛情の力ってすごいと思った瞬間「その後二人は別れた」っていうナレーションが入った。

ちなみに死んだ老人の遺族に遺品は渡したそうです。

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