産まれても最後には捨てられる・・・

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

昔見たドキュメンタリー。

よく、お涙頂戴系のドラマや小説で「女性が癌宣告をされるが、同時に妊娠発覚」「この時点で子供を諦めて、治療に専念すれば助かるが、女性は子供を選択」ってな話の現実の後日談みたいなの。

癌患者の女性が、妊娠を継続する為には、特別な体制が必要。
しかも、かなりの部分が保険対象外。
ぶっちゃけ、通常の治療よりも金がかかる。(家族は患者の事を慮って、金の事は口にしないが、大抵は莫大な借金をするハメに)
無事に子供が生まれても、治療が・・・。

無事に子供が生まれても、治療が制限されていたので、結局手遅れで母親アボン。
「自分の命と引き換えにして、新しい命を」と、感動的に描かれるが、現実の場合は逆。

遺族には借金と手の掛かる赤ん坊だけが遺される。
そして、無理を重ねて生まれた赤ん坊は、父親や兄姉や祖父母達から「こいつさえいなければ」と、育児放棄や虐待に晒されるケースが多いと、関係者の嘆きを紹介。

番組のラスト、そうした理由で施設に捨てられた少女が紹介されていた。

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