関東でも2,3番に大規模な団地に当時住んでいました。
ある時、自分が住んでいた団地の近所の三人家族が九州に旅行中に海岸の崖から車が転落して全員死亡する事故がありました。
両親は遺体となって発見されたましたが、男の子のお子さんだけが行方不明の状態で死亡宣告がされました。
その家族が住んでいた団地に数年後、新しい家族が住むようになりました。
新しく住んだ家族は三人家族でしたが、女の子のお子さんでした。
暫く生活をしていると部屋の中が度々水びだしになることがあり、子供の足跡が玄関から続いていることがありました。
ある日、男の子用の半ズボンがびしょ濡れで玄関の内側に落ちていたことがあり、その水は如何考えても海水の臭いがしていました。
その出来事があった日から夫婦仲が急激に悪くなり、奥さんは女の子を連れて失踪してしまいました。
残された旦那さんは、ノイローゼ状態になりながらも、近くの給水塔で管理の仕事をしていましたが、自分が今思うと当時給水塔で異常なことが度々起きていました。
通常は時刻を知らせる鐘がお昼と夕方に鳴るのですが、真夜中に鳴り出したり、わけのわからないアナウンスや、水道の水から異臭や異常な色の水が出たりしていました。
そんなことが何十回とありましたが、ある日を堺に異常なことはなくなりました。
自分は当時中学生でしたが、通学に給水塔の横を通っていました。
丁度給水塔からの異常な出来事が無くなったころから給水塔の横を通る時に異臭がする事に気がつきました。
なにか動物でも死んでいるのかな?
そう思っていましたが、二週間程たったころに給水塔の管理事務所の上から遺体が見つかりました。
ノイローゼ状態の旦那さんが給水塔から管理事務所へ飛び降り自殺をしました。
その後、不思議な事があった団地の部屋はまた別の家族が住みましたが、やはり部屋の中が度々水びだしになる等の怪奇現象があったことから、お祓いを行って頂きその後、怪奇現象は無くなったそうです。
今でもその団地の玄関入り口には御札が貼ってあります。