幽霊とかそういう類じゃないけど、親に聞いた話。
ガキの頃、夜中に親が居間でテレビ見てたら、先に寝た俺が廊下に置いてた蛙の置物を持って入ってきてその周りをグルグル回り始めたそうな。
親が話かけてもグルグル回り続けるもんで、慌てて父親が洗面所まで担いでいって顔に水をビシャビシャぶっ掛けた。
俺はそこで気がついた。
ちょうどその頃、昆虫とか小動物を殺しまくってた時期で、特に蛙は舌ひっこぬいたり、ケツに爆竹突っ込んだり、ビックリマンのお菓子で挟んで釘を何十本も刺したり、
ガチャガチャのスタンガンで電気ショック与えたり・・・。
挙句、みつばちの毒針だけ抜いて、蛙に刺したりして殺しまくってた。
まぁでも、呪われたとかじゃなくて単に蛙に対する興味というか意識が高くて、蛙の置物に反応したんじゃないかと思ってる。
でも俺はいつか呪われそうな気がするんだよね・・・。