小学の頃、お婆ちゃん家に夏休みいったんだけど、お婆ちゃんが「○○、そこは入ったらいかんで」って言ってて、そこが昔使ってた物置みたいな所で、お婆ちゃんがいない間にこっそり覗いてみたんだよ。
すると中に札みたいなのがいっぱい貼ってある箱があって、ちょっとビビリながらもその箱のふたを開けたんだけど、箱の中にまた小さい黒い箱があって、そのふたにはっきりとは覚えてないけどかすれた赤い文字で、「アケナガスルトキガオワル」みたな言葉がかかれてた。
怖かったんだけど一応見てみることにしたんだよ。
すると中から赤い石(?)みたいなのが入ってて、不思議に思ってポケットに入れてもって帰ったんだけど、その日は何ともなく夜を向かえ、俺は就寝した。
深夜の2時か3時くらいに目が覚めて突然「ガワルカエセ...ハヤク......ガワッテシマウ...ハヤク」っていうはっきりしないかすれた声が聞こえて、お婆ちゃんについてきてもらって物置みたいな所に返したんだよ。
声が止んだと思ったらお婆ちゃんが鬼の形相で、呪文みたいなのを唱えて箱に向かってなんかやりだして、怖かった俺は姉のもとへ行き、あったことを話したすると。
姉:「家のお婆ちゃんもその前も、私もあんたも、変な力みたいのがある赤い石を大事に守ってんやけど、それが・・・」と話が30分ほど続き、ようは石を守らなければ神様みたいなやつの封印が解けて人を襲うらしい・・・。
怖い思い出だけどホントかはわかんない。
でも、石はまだあるらしい。
全部で5つあるとかなんとか。
まあこれまで最大の恐怖だったよ。