死んだはずなのに口が・・・

カテゴリー「心霊・幽霊」

去年の夏頃から祖母が体調を崩して入院してた。

ICUと普通の病室をいったり来たりしてたんだけど、ついに年末に亡くなった。

蛇足だけど、絶対に泣かないと思ったのに親族全員泣いててもらい泣きしました。
あと心停止してるのに口が動いてて怖かった。
ここまでが前置き。

一つ目。
亡くなった当日に葬式の日取りも決まって、その日は祖母の遺体を実家に安置して解散することに。

その日は冬コミ二日目で、自分は駅のロッカーに預けてた重い夢一杯抱えて帰宅。

疲れててさっさと寝れると思ってたけど、どうにも目が冴えて眠れない。
眠れないなーと思って寝返りうとうとしたら突然の金縛り。

生まれて始めての金縛りにちょっと興奮して、多分一分くらい抵抗せずに金縛りのままでいた。

このまま金縛り解けなかったらどうしようかな・・・と思い始めたところで高い音で耳鳴りがし始めた。
そのあとすぐ低い音男の人の声が何耳元で喋り始めた。
お経みたいな感じで。

その声が耳元で聞こえるから気持ち悪るくて、心の中で思いっきりうるさい!って叫んだらお経みたいなのはピタリと止んだ。

そのまま黙ってたら金縛りも解けたのでその日はトイレ行ってそのまま寝た。

二つ目。
年が明けて、葬式の当日。
夢の中で虎と暮らしてた。

本物の虎よりか小さくて、ハイジのお爺さんが飼ってる犬くらいの大きさ。
夢の中の家はマンションの最上階だった。
というか夢の中ではそう思ってた。

全体的に白くて、実家でも親族の家でもなかった。
で、一番大きな部屋に自分と虎がいた。

その部屋はカーテンで仕切られていて、向こう側には何人か人がいるみたいだった。
喋り声が聞こえてたから複数人いたっぽい。

自分は夢の中で、そっちの人たちにこっちに入ってこないでと言われていたらしくて、虎がカーテンの向こう側に行こうとしてるのを止めてた。

で、あまりにしつこいから、虎を抱き上げて違う部屋に行こうとした。
虎は素直に抱かれたんだけど、部屋から出ようとしたときに、ぐんって急に虎が重くなって、バランス取ろうと足に力をいれたところで目が覚めた。

やけにはっきりした夢だったので葬式の時に母に夢の内容を話したら、祖母は寅年だったことがわかった。

夢で会いに来てくれたのかなーと思ったんだけど最後重くなったのが気持ち悪い感じがする。

今は49日も終わって、特に変なことは起こってない。

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