俺の母方の実家が東北地方の超がつくド田舎なんだけど、その実家の近くに大昔から不思議な物が置いてある。
不思議な物といっても自動販売機だ。
もちろんジュースの。
それだけだったら不思議でも何でもないが、その自動販売機が置いてある場所が人里離れた山の道沿い。
どこの業者が何の考えがあってこんな場所に自動販売機を置こうとしたのか、本当に不思議でならない。
もしかしたら別に目的があるのではないのかと勘繰ってしまう。
念のため言っておくが、中途半端な山道ではない。
道は舗装されてないし、電灯なんか当然ない。
更にその道は山にしか通じてない。
どう考えても利用者の姿が思い浮かばないのだ。
しかしながら電源は入っているし、実際に買って確認もしているがちゃんと中にジュースも完備されている。
ここ三年ほど実家には行ってないが、行く機会があり、まだ自販機が残っていたら写真を撮ってこようと考えてる。