数年前、長野の東部湯の丸インター近くの道路を走ってる時に、前後の車がいなくなってしばらく対向車が途絶えて、自分の車1台だけで走ってました。
少ししたら、対向車線の遠くから小さい古そうな車が現れて近づいて来ました。
古い車に度の強そうなまん丸メガネのおじさん。
助手席には老婆が座りなんとなく和やかで楽しそうな感じでした。
こちらも古い車に古いおじさんに老婆で微笑ましいな、と思いつつすれ違いました。
すれ違ったあと、自分の前にも後ろにも他の車が見えて来て、対向車線もトラックなど車が増えて普通な感じになりました。
その時に気づきました。
すれ違った古い車に乗ってたのは死んだ父と祖母でした。
白昼夢かも知れません。
その後何もありませんでした。
ただ、後日、古い写真を見たところ、すれ違ったのと同じ古い車の写真がありました。