親戚の話。
暑い夜だったので、窓とか開けっ放しで寝てた。
夜中に呼び鈴が鳴り、出てみると警官が来てた。
警官:「パトロール中不審な人物がいたので職務質問をしたら、あなたの家の仏壇から黒い人が這い出てきたと言っているのですが、何か変わったことはありませんか?」
なんでも、不審人物は泥棒で、窓が開いている親戚宅へ侵入しようとして、窓から家の中を窺うと仏壇が見えた。
その仏壇から黒い人が這い出して来て、ビックリして逃げて道をフラフラしてたら、警官に見つかって職務質問されて、黒い人を見た恐怖体験を警官にしゃべってしまって捕まった・・・という話だった。
なんとまあ間抜けな話だけど、親戚宅の仏壇は至って普通の仏壇、宗教も怪しくない。
怪奇現象も皆無で親戚宅全員元気。
ちなみに、黒い動物(犬や猫など)も飼っていない。
なので黒い人は謎・・・。
ただ、親戚宅は、明治時代まで遡れるぐらい代々続く古い農家なので、黒い人はご先祖だったのかもしれないね。