日常に潜む怖い系でいくつかご紹介・・・。
【墓に一人で参るな】
お盆の時期は、墓に一人で参るな。
通称「一人参り」と呼ばれるタブーがあります。
この理由は2つあります。
1つは、治安の問題です。
昔は治安が良くなかったので、山の中にあって遮蔽物が多いところへ荷物をぶら下げて一人で行くのはタブーとされていました。
特に、墓があるような一定水準の家の女性とか子どもはタブーです。
あのガッツ石松でさえ、戦後の窮乏期(当時、栃木の貧児)には「弱そうな女から食べ物やお金をカツアゲして糊口をしのいだ」というエピソードがあります。
2つめは、心の問題です。
もし、会ってはいけない何かが出て来た時、1人では対処できない。
幽霊を見ても、証人がいなくて1人で抱え込まないといけないから大変つらい。
あと、墓が全部火葬になったのは近代に入ってからの話で、それまでは墓と言えば土葬だったし何十回忌も過ぎたら棺桶(本当に桶)がよく壊れた。
不測の事態になった時、1人より2人の方が無事に帰って来れる可能性が大きい。
残った1人が急を知らせに帰れれば、犠牲になった1人がどんな姿になってても対処のしようがある。
【ヤクザにオカマ掘られた】
昨日信号で停車中に追突されたんだけど、相手がもろヤのつくご職業の方で震えている。
警察呼ぶとこすらまず揉めて、明らかに向こうの方が重傷なのに、救急車呼ぶのも拒否された。
どうも助手席の人がシートベルトしてなかったらしく、悶絶していて降りてこなかった
「怪我無いんやったら大したことないやろ?これで納めとけや」って万札1枚渡されそうになって断ったら「大事にしたくないんや、はよどっか行って」と追い払われそうになって、もうどうして良いか涙目・・・怖いから本当に逃げちゃおうかと思った。
でもナンバーとかバレてるし、警察入れないであとで因縁つけられたらもっと怖いし。
結局押し切って通報して、事情聴取後は保険屋さんに全てお任せしてるんだけど、何かされないかめっちゃ怖い。
【女刑務所跡】
俺が小学生の頃の話。
少し離れた所に、女刑務所跡があるって情報を友達が入手してきたので、「探検に行こう!」とバカ4人で出掛けたんだ。
当然、塀に囲まれてたんだけど入り口が空いてたからすんなり中に入れた、夏だったんだけどコンクリートに包まれた建物の中は涼しくて、肌寒いくらいだったのを憶えてる。
やば~い空気が漂ってて、俺は正直怖かったけど、そんな事言うとさらに怖くなるし、後で苛められるから我慢してた、他の3人も同じ気持ちだったと思う。
少し歩くと水道が並んでたから水出るかな?と近くによったら・・・首の無いハトが4体、奇麗に並んで置いてあった・・・。
そこからはよく憶えてないけどダッシュで外に出た。