昔先輩から聞いた話。
先輩のゼミの友達が事故に遭ってICUに入ってお見舞いに行ったりしてたらしいんだけど、そうこうするうちにその友達は亡くなってしまった。
先輩は他の友人とお通夜に行き、亡くなった友達の家で線香あげてたら電車がなくなったので友達のお母さんが空いてる部屋に泊めてくれたそうな。
数人で寝ているとその先輩は金縛りに遭ったらしい。
何やら部屋の中を何人もの人がぐるぐる歩き回ってる気配がしてきた。
もちろん実際に誰か歩いているはずはない。(一緒に寝てた友人も気配を感じていたとか)
その様子に何とも言えない恐怖を感じ、怖いもの知らずの先輩も堪らず亡き友人に助けを求めた。
「怖いよ、頼むよ、マジ何とかしてくれよ・・」と。
すると耳元で亡き友人の声がハッキリときこえた。
「無理だよ・・だってそれオレがやってんだもん」