このスレの何割かはネタなんだろうけど、本当の話。
8月のある日の帰り道、駅前のダイエーが閉まってたんで23時は回ってたと思う。
アパートまで帰るのにいくつかルートあるんだけど、距離も同じなんでその日の気分で道を変えてた。
で、この日は小学校の裏門の前を通る道、そしたらな突然ブロック塀の蔭から裸の女の子が近寄って来た。
んでもって俺の前に来ると手を合わせながら「あの、拝ませて下さい」って言ってきた。
もうね、突然のことで頭が真っ白になったよ。
女の子が裸だとか、拝ませて下さいって何が?、とかそんなことよりも深夜のそのシチュエーションにかなりビビってた。
「あ、ゴメン」それだけ言って足早に過ぎ去る俺。
もちろん振り返る余裕なんてなかったよ。
当日も2chの別板に書き込んだけれど納得のいく答えは得られず。
頭の中で無かったことにしよう、と結論付けた俺は科学的な見地でこれを想定した、元々幽霊とか信じる方でもないし。
その時に俺の中で出した答えは「夏休みの小学生(♀)が夜の小学校に集まってそのうちの一人が罰ゲームか何かで通行人に裸を見せることになった」って内容だった。
うん、隙の無い答えだ。
だとしたらもっとマジマジと見ておけばよかった。
この答えを出すまでは帰り道に小学校の前を通るのを避けてたんだけど、答えを出した後は小学校の前を通る様になってた、もう一度遭遇しねえかなぁ、と。
その女の子を再び目撃したのが9月1日の晩、会社が休みで翌日が夜勤なんで深酒しようとコンビニで酒とツマミ買って自転車で帰る途中、小学校の裏門前を通り過ぎてアパートに続く坂道に差し掛かった時、一瞬だけど目に入った、て言うか目が合った。
坂の途中にあるアパートの一室のドア前で裸で立ってる女の子。
一瞬しか見えなかったけど、髪と背恰好が似てたんで同一人物だと思う。
何してるんだよ?そのアパートの奴何したんだよ?
科学的見地にDQN、あるいはキ○ガイ、はたまた池沼の可能性を考えた俺は再び小学校前を避けるようになってた。
んでもって9月7日、昨日と言うか、つい一昨日。
駅前の絵に描いたような焼鳥屋で会社の同僚と呑んでた時の話。
俺の真後ろのサラリーマンぽい兄ちゃんたちの会話。
A:「最近さ○○神社の周り(うちの近所)で『拝ませて下さいオバサン』出るの知ってる?」
B:「何それ、いきなり拝まれるの?」
A:「うん、拝ませて下さいって言いながら近寄って来るんだって」
(俺:?!、それ女の子じゃね?裸の子じゃね?)
B:「こえー、絶対それ呪いの儀式か何かだよ」
C:「実際に拝まれるとどうなるの?」
A:「カンリ課のN係長が拝まれたって言ってたよ」
B:「マジで?!」
A:「延々とお経みたいなの呟いてるから怖くなってダッシュで逃げたって」
一同:「ワハハハハ」
A:「回り道してついてこないの確認してから家に帰ったって」
B:「そりゃそうだよ」
A:「その後さあ、玄関に誰かいるっぽいんだけどさすがに確認する余裕なかったって」
一同:「ワハハハハ」
この兄ちゃん達の話が裸の女の子と同一なのか分からないし、自分が拝まれたわけでもない。
今現在の身の回りの出来事なんでオチも何もないんだけど、現在進行形の話なんで結構ビビってる俺がいる。
誰か解説プリーズ。