俺は大学から登山を始めた。
某大学の山岳部出身。
とてもお世話になった先輩が、滑落事故で死んでいる。
俺は単独縦走が多いのだが、山中で出くわした人と言葉を交わしたとき、「さっき、キスリング(※昔のリュックサック)背負った人とすれ違い舞いましたよ。」と、何回も聞かされてる。
今どき、キスリング背負った登山者がいるはずない。
キスリングにニッカボッカ・・・。
そりゃ、亡くなった先輩だな・・・。
今でも、俺を先導してくれてるらしい。
今でも、山では俺の500mくらい先を歩いてるらしい。
俺の単独縦走の終着点は、いつも大都市の箱ヘルだ。
そこにもキスリング背負った先輩が先回りしているのだろうか???
今度ついた嬢に、俺のような山屋が来なかったか聞いてみよう。
箱ヘルで数千円足して本番をやらせてもらう術は、学生時代に先輩に教わったわけだし・・・。
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