俺も、高校時代の教師から聞いた恐怖体験を書いておきます。
古い話だし、先生は定年まぢかの年取った先生だったので、時期はわかりませんが昭和の話です。(なにせ戦時中は小隊長だったとか)
あるとき先生は釣り船に乗って釣りをしようと思ったそうです。
ところが港に行って船に乗りこんでみたら、ちょうど先生が乗ったところで定員オーバーになってしまい、一人だけ乗れないおじさんがいたそうな。
先生はそのおじさんがガッカリしているのを見て気の毒に思い、「じぶんは今回はパスしますので、あのおじさんを乗せてください」と席を譲ってあげたとか。
おじさんは喜んで礼を言って乗って、釣り船は先生を港にのこして船出した。
ところがその釣り船、海難事故で沈没し、船長も客も全員が溺死したのです。
先生もこれには驚いたが、それから先生の体調にも異変が起こった。
ものすごく肩がずっしり重くて、身動きもままならないようになったそうな。
で、霊媒師に診てもらったら、「釣り船の溺死者たちの霊が、ただ一人助かったあなたにおぶさっている」と霊視して、お祓いしてくれたという。
おかげで、体調ももとに戻ったんだそうだ。
なお、聞いた当時は「へぇー」とひたすら驚いたけど、今となっては先生に担がれた可能性も否定できないと思ってます。
記憶が正しければ死者50人と言ってたから、ウソでなくとも誇張はあるかも。