では、もう何年も前でまだ実家にいた頃の話になるが、自分の部屋で休んでたときに、金縛りは何度か体験していて、その日「も金縛りに遭って動けねぇ面倒くせぇ早く解けないかな」っと思っていたんだが、その日は部屋の片隅に何か違和感があるのに気づいた。
ふと目を向けると青白いものがボーっという感じで浮かんでいた。
注意して見ると人のようだが下半身はなく白い着物を着ているようだったが、髪型がソバージュっぽかったので俺は「おっ若い娘かなw?どんな顔してるんだろ?」と興味津々で見たら、無表情ってか目、鼻、口がなくおったまげて声も出なかったけど絶叫しちまった。
別の部屋では両親がテレビ見ながらしゃべってるのが聞こえてたので、助けてもらおうと必死に声にならないけど叫んでいたが、しばらくすると金縛りから解放された。
Bダッシュで親のところへ。
俺:「今、俺の部屋で出た!お化けがでたああ!」
親父:「んなもん、おるかボケぇ、寝ぼけんなら寝てからにしろ」
俺:「んなら親父が俺の部屋で寝てみろや」
と言い返して親父が俺の部屋で寝ることになった。
次の日に親父は何もなかったように黙っていたが、親父に口止めされたおかんが俺に言うには「あれからあいつの部屋で寝たんだが足の方につめた~いものが3回ぐらいきた」と言っていたらしい。
オチもなくてすまない。