そこまで怖くはないが体験した自分にとっては一番怖かった。
季節は夏、夕暮れ時、清流の本流から逸れたところでよさそうなガサポイントがあったので、下見しに河原に降りたんだ。
ちょっと探索してから地図で帰るルートを確認してたら、一斉にカエルの音が消えたので顔をあげたら、
対岸というか中洲で釣り人を見つけた。
「何が取れますか」と声をかけたら、「そこ渡れるから。珍しいの取れたから」と言われて浅瀬を渡り始め、気づいた時にはなぜか激流の中にいた。
なんとか岸に戻り、見回しても釣り人いなかったのでゾッとした。
流される瞬間、釣り人に助けを求めようとしたけど、真黒い顔して笑ってたよ。