千葉にある某カラオケの4階の409号室

カテゴリー「心霊・幽霊」

今日、友達と二人でカラオケ行ったんだ。
場所は千葉の某所。

行った時間も早かったし割と空いてて、もちろん部屋はjoyにしてもらった。
履歴をカオスにしようwwって結構盛り上がってた。

通された部屋は4階の409号室。
まあ、しばらく普通に下手なボカロ歌って、気持ちよく友達の歌聴いてたらいきなり予約曲数がおかしなことになってると気づいた。

予約数19曲。

あれ?って思った。
自分が入れた曲は2曲だけのはず。
暗黙のルールのようなものがあって、2曲ずつ入れるパターンで、相手が歌ってる間に2曲入れてたから、履歴はいつも2曲か3曲になるはずだ。
それが19曲?

自分は自分の2曲入れてからはリモコン触ってないし、友達も歌いながら曲を入れられるような器用な奴じゃない。

急いで予約確認した。そしたら『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』『深紅』

『深紅』って曲が自分の入れた2曲の後に17曲も入ってた。

んじゃこりゃ。
友達もびっくりしてた。

気持ち悪いから友達歌い終わった後自分の曲も飛ばしてぜんぶ消す作業に移った。
『深紅』って曲はどうやら有名声優(男)Z.Hの曲らしい。
知らんがな。

でもどっかのアニソンかと予想がつけたらちょっと笑えた。
一応店員呼んで調べてもらったら「前の客の曲が残っちゃってるんじゃないか」って説明されて、すみませんって10分延長してくれた。

全部消し終えて、17曲てwwどんだけ練習したかったんだwwとか笑いながら再開した。

でも、またしばらくして振り出しにもどる。
まただ。

しかも今度は○ラゴン○ールや黒羊(笑)の曲なんかも。
さすがにちょっとイラっとしたから、店員呼んで部屋を変えてもらうことにした。
でも満室だから一時間待ってと言われ、ポテトで買収された。

で、黙って待っててもしょうがないかーとまた歌うことにした。
すると友達が「壁が薄いからほかの部屋の電波まで受信しちゃうんじゃね?」ってもっともなこと言った。
そうか、気づかんかった。

で、受信機?の周りに椅子とか置いて、気休めにバリケードをつくったんだ。
で自分が歌う番になって、何にも起きないから気持ちよくサビに行こうとした・・・時だった。

『うxzづfほrぱあああああ、>。ああdさdfざああぇqwqwsgggh』
『グレーーートグレーーートグレーーートグレーーーt』
『マイク投げろ!まいくナゲロ!maikunagero!』
『ひゅうううううぅ!ひゅうぅうううううう!』
『あsでゃうりいtひゅkggっぐああああああああdsぁああああf:@*。・』

轟音でこんな男の声が部屋中に響き渡った。

マイク投げて、一目散に逃亡。
すまん友達なんかかまってる暇はなかった。
超絶チキン乙。

いそいでフロントに行ったがなぜか誰もいなくて、そのことすら死ぬほど怖かった。
おそるおそる帰ってみると、友達はいたって冷静で(驚いてはいたが)、一階のフロントに電話して説明してた。

電話を置いて、友達は「合いの手機能の声みたいなものだよ、きっと。やっぱり機械おかしいね」って言った。

ビビりすぎた自分がかなり恥ずかしくなったが、ものすごく怖かったのだ。
帰ろうと半泣きで説得。

しばらくして店員が来た。
今日ですっかり顔なじみになった人だ。
すみません、と何度も謝ってきて、さすがに気持ち悪いから帰ります、と言うと、また謝ってお代はいりませんと言った。
だがラッキーなんてとても思えない。

帰り際友達が「あんな合いの手機能とかあるんですか?」って聞いたら店員は「ないですね。原因不明です。」ってさらっと言った。

これが一番怖かったかもしれない。

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