20歳ぐらいの時の話。
当時付き合ってた彼女が俺の実家に遊びにきてて深夜2時ちょい前に車で帰宅し、別れてから20分ほどした後に彼女から電話が・・・。
泣きながら「まさき(仮名)!すごい勢いで追い掛けてくる人がいる」と。
自分は意味もわからず冷静に「車で帰ってるのに何言ってんだよ(笑)」っとからかってるのかと思い冗談半分で返答したのですが・・・「どうすればいいの?足が見えなくて顔がくずれている人がスピード上げてもずっと後ろに着いてくる!」と、震えた声で泣きながら必死に訴えてきました。
彼女の家と自分の実家の裏道は利根川の土手沿いを走る道で街灯もほとんどなく、夜中はすれ違う車もないほどの道。
自分は落ち着かせようと「とりあえず車通りがある大通りに出な!」とアドバイスし、彼女もそれに従い大通りに出たタイミングで追い掛けてくる人もいなくなったのです・・・。
しかし、ちょうど1週間前にその道沿いで正面衝突で若者5人が亡くなる事故があったそうで、その事故の事は地元でもない彼女は知っているはずもない。
亡くなった人かはわからないですが未練があった人が成仏できずに現れたのでしょうか?
彼女は真面目で嘘が大嫌いな子だったので、今でも不思議な出来事と感じています。