この部屋のカーテンは絶対にあけるなよ

18歳の頃に友人と二人で自動車の運転免許を取るため、東北の自動車教習所に短期合宿しに行った。

二人同室のツインルームで予約をしたはずだったんだが、到着して早々に管理人から「5日ほど3名の相部屋でいいですか?」を言われた。

どうやら先客がいて少し卒業が長引いているとのこと。
友達と「ヤンキーだったらこええなw」とかいう話をヒソヒソして扉を開けたら案の定ヤンキーだった。

ヤンキー「あ?誰だてめーら」みたいなことを言われたので、軽く自己紹介。

初日の夜。
なんだかんだ部屋で飯を一緒に食べていたら仲良くなれたんだが、ヤンキー「あー、ここの寮、出るからね。カーテン開けんなよ」と言ってきた。

どういう霊なのか詳しくは話してくれなかったが、そもそも幽霊なんて信じていなかった自分はまったく怖くなかった。
その後5日間、ヤンキーがいた間はなんにも起こらなかったんだ。

ヤンキーがいなくなった初日の夜、寝ていた自分は目が覚めた。
テレビの下にあるビデオデッキの時間を確認したら2時22分。
変な時間に目が覚めるもんだな~やだな~怖いな~なんて思い、すぐ寝た。
その日は寝つけた。

その翌日の夜。

夜中に目が覚めた。
今度は体が動かない。
眼は開けているのに・・・かなしばりだ。

はじめてのかなしばりにものすごくビビっていると、どこからか子供?と女性の笑い声が聞こえた。
というより頭中に響いてきた。

うわわわわわ!とパニックになったが、しばらくしたら体が動けるようになった。
そしてあたりを見渡したが何もいない。

その後時間を確認。
2時22分。

ものすごくビビッた僕は友達をゆすり起こしたが、爆睡していて起きなかったw

どうしても小便が漏れそうだったから嫌々トイレに行ったら天井から複数の走り回る足音が鳴り響く。
もうとんでもなく怖かった。

その後トイレから急いで戻り、布団をかぶってガクブルしていて気づいたら朝になっていました。

友達に言っても信じてもらえなかったんで翌朝、管理人に相談してみた。

自分「ここって幽霊とか出るんですか?」
管理人「あ~でますよ。2回の廊下を深夜に子供?が走り回るみたいで・・・何人か目撃した人がいるみたいでして」

2週間の宿泊プランでしたが、その後の日数は2時22分に起きることもなく、何事もないまま無事卒業することができました。

ありきたりな話でしたが、唯一の霊体験なので数年経ったいまでもよく覚えている。

あんな体験はもうしたくない。
20歳までに霊体験をしたらその後も遭遇すると誰かに聞いたが、そうなのだろうか。
そしてあの女性の笑い声はなんだったのか

ヤンキーはどんな体験したのだろう。
退寮時はやけに喜んでいたのが印象に残っている。

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