壁から2本出ていた・・・

カテゴリー「心霊・幽霊」

実は私は空調屋さんではありません。
以下の話は空調関係の仕事をしている友人から先日携帯メールで送られて来た話です。

興味深いと思ったので許可を得て書き込みします。

>目黒区のある病院で工事している時の話。
機械室の壁に配管を通す穴を開けるため(この作業をコア抜きと云う。どうでもいいけど。)位置寸法を測っていた。
機械室内は防音のため壁に吸音材が貼ってある。
正確な位置を出すため吸音材をちょっとめくった。

指?
そう、指だ。
多分人差し指。

それが第2関節まで出ている。
壁から。

あわてて吸音材を放すと壁に引っ込む。
ん?まためくった。
やはり指が生える。
もちろん壁から。

また放す。
また引っ込む。

ふふん!まためくった、生える。

また放す、また引っ込む。

マジ?

まためくった。
今度は目玉が出て来てこっちを睨む。
やはり壁から、しかも片目。

多分左。
吸音材をゆっくり元に戻す。
その日は作業を止めた。

因みにこの日やろうとしていた作業を「墨出し」と云う。

翌日、コア抜き作業があるので例の吸音材めくった。
すると、今度は何も起こらなかった。
予定通りの墨出しを終え、コア屋をまった。
コア抜き作業の前にはその場所に障害物が無いか、確認のためレントゲン撮影をした。

その結果、なんとその場所に電配管が埋設されていた。
結局コア抜きの位置を150mmずらして配管した。
このままコア抜き作業をしたら病院は停電して大騒ぎになっただろう。

今度は別の場所の話。

隅田川の側だった。
某ビルの地下で冷温水発生機。
(夏は冷水、冬に温水をつくる機械。吸収式500t)の160tレッカーによる搬入作業をしていた。

時間は深夜2時頃。
本体の一番大きい部分か入ってきた。

重量約70t。
この時、ただ作業を見守って居たわけではない。
工事終了後に提出する完成図書のために工事写真を撮っていた、作業も順調に進み無事に機械も据え付いた。

時間は既に朝4時、作業員は全員帰ったが6時からの作業のため、さっきまで撮影していた工事写真の整理をすることにした。

200枚近い画像をチェックする。
手振れやピンぼけのものを削除し、使えるものを提出用のフォーマット張り付けていく。

ん?何だ?

その画像には画面いっぱいに無数のシャボン玉が写っていた。
そう、あれだ、オーブってやつ。
しかも例の冷温水発生機の搬入作業を撮った20枚位全部にに写っていた。

そういえばウシミツドキだった。
工事写真として使えない。
その事の方が怖かった。

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