この世の人ではなかったのか

カテゴリー「心霊・幽霊」

俺の自衛隊の昔話でよければ聞いてくれ。

東富士演習所で演習してた時の話。
某車両部隊で夜中に侵入後、陣地転換ってのをやる為に『破れトーチカ』と呼ばれる地点に300人近くの隊員が車両と装備で行進待機してたんだ。
検閲と呼ばれる訓練で皆超マジモードでふざける奴なんか1人もいない、まして前日に車両が崖から転落する事故があったので尚更の話。

そんな状況で街の灯りに浮かぶトーチカの方向から「おーい助けてくれー」と、当時、中隊のオフザケ野郎No1の俺がやったと思われて専任陸曹に呼び出され詳細を聞かれたが、アリバイがあるのがわかってもらえた(専任の後ろの車両にいたんだよ!)

しかし、聞いて回ると聞いた椰子と聞こえなかった椰子がいる事が判明。

状況終了後に事故やトーチカ付近に入った中隊からは何も報告は入らなかったので、「あーあの声はこの世の人ではなかったのか」と・・・。

もう1つ思い出だしたのでカキコ。

ウチの部隊は24時間勤務があって、俺は引き継ぎして所属の班の班長に報告して朝9時位に自分の部屋に帰ったんだ。
普通は自分のベッドに寝るんだが、その日に限ってソファーにうつ伏せ(重要)で寝てしまって・・・。

背中側(重要)から指2本で右肩の首の付け根辺りをトントンと軽く叩かれて目が覚めた。
誰かイタズラで起こしたと思ってガバッ!と跳び起きたが誰もいなかったので近くベッドやソファーの下を探索するが誰もいない!
んで、ガクブルで人のいる班へ退散。

それから約1年半後の真冬にやっぱり24勤務の後ソファーに仰向けで寝てしまったのだが・・・今度は左の肩の首の付けね辺りを後ろからやっぱり2本指でトントン!
部屋の探索もしないでサンダル履いて超ダッシュ!

もう、JA隊は辞めたが金もらってもあの部屋には泊まりたくないな。
俺には被害がなかったが怪奇現象が多くて・・・。

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