死神的なもの?

カテゴリー「不思議体験」

初めて投稿します。
文才ないから分かり難いと思いますが、一つお付き合いください。

私は昔から視える人間でした。
物心ついた頃には、家に家族以外の住人が二人ほど居るのを認知していました。
でも母親にその人達の事を話すと「外では話してはいけないよ」と毎回注意されたので、何となく幼いながらに「私は視えてはいけないものが視えてるんだ・・・」と思うようになり外で話す事は殆どなくなりました。

ここまでが私自身の簡単な前説です。
そしてここからが、今回お話ししたい事です。

3・11。
これからも分かる通りあの日に実際あったことです。
当時私はまだ中学生で、東北のM県のS市の駅前に居ました。
欲しい本があって貯めたおこずかいで買いに来てたんです。
ついでにいうと当時私は不登校でフリースクールという自由度の高い学校に通っていたので比較的時間の融通がききました。

そして本を買い終わり、バスで帰ろうとバスプールの側まで駆け寄ると違和感を感じました。
先ず、景色がぐにゃんと歪んだかと思うと次に人の話し声が沢山沢山頭に入ってきました。
なんて例えたらいいか分からないのですが、恐らく1番近い喩えはテレビとかでよく「声を変えてます」とかありますよね?あんな感じのが沢山、頭に直接入ってくる感じでした。

しかも何を言ってるかはうまく聞き取れないんです。
早口なのもいれば声が大きいのも、逆に小さくボソボソ喋るのも居ました。
凄くこの時点でバスプールには寄りたくなかったのですが、バスに乗らないと帰れる距離ではなかったのでそれでもバスプールに入りました。

すると今度は今まで色々霊的なものを視てきた私でも、ハッキリと恐怖や異常を感じるレベルでまずい状況な事を理解しました。
バスプール中に赤黒い人の形をしたモヤが沢山居るんです。

「あの訳分かんない声はこいつ等のだ・・・」

本能的に理解しました。
そして、そいつ等に近付けば近付く程吐き気がする事、そしてそいつ等自身から腐り焼けたみたいな、生臭くて、酸っぱいような強い臭いがする事にも程なくして気づきました。

「今まで視てきた奴等の中でもぶっちぎりでヤバイ奴等だ・・・」

そう思った矢先、東日本大震災が起きたんです。
駅や周辺は頑丈な造りになっていたのでパニックにはなりましたが私含め、ほぼ全員軽症で済みました。
・・・でも未だにあいつらはあのタイミングで偶然出てきたモノだとは思えないんですよね。
あいつらは東日本大震災を予見していたのか?
大量に死者が出ることを予見していたのか?

霊的なものなのか?
死神的なものなのか?

未だに答えは分かりません。
でもあの光景も、声も、臭いも衝撃過ぎて忘れる事は出来そうにありません。
誰か、こいつらの正体が分かる人は居ませんか?
説明が下手すぎてごめんなさい。
私の実体験なお話は以上です。

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