東西線での不思議な話

カテゴリー「不思議体験」

今はこういう話ってすぐ釣り認定されると思うけど、それでも構わないので書かせてください。

俺、いつも東西線を利用してて、その日は17時少し前に中野行きに乗ったんだ。
乗った車両は座席がほとんど埋まってるくらいには人がいて、俺は扉のすぐ横に座ってた。
で、俺は電車に乗ったらいつもipodで音楽聞くんだが、西葛西を過ぎてどっかの川を渡り、ちょうど団地とか小学校?が見えてきたあたりで、突然ブツッ!って音がして曲が聞こえなくなった。

アレ?と思ってipodの画面を見たら特に異常なし。
イヤホンが壊れたかなと思って下を向いてイヤホンを接続しなおしてたら、視界の隅で地上駅っぽい景色が見えた。

ふと顔をあげたら、行徳とか原木中山と同じような構造、景色の地上駅を通り過ぎようとする所だった。

確かにさっき西葛西を出て「次は南砂町~」ってアナウンスが流れたのを覚えてるし、大体その駅間に地上駅なんか無いはず。
その駅の雰囲気は本当に普通。

ホームには人が結構いて、駅の外の景色は屋根とか壁でよく見えないけど、線路近くのビルの高さから見るに、周辺の町は葛西に近い感じ。

今考えてもきさらぎ駅で言われてたような雰囲気は全くない・・・。

何が起こってるのかわからなくてしばらくポカンとしてたんだが、通り過ぎてる途中でハッとして駅名を探した。

『藤迫』って駅だった。

プレート見たら『←西葛西藤迫南砂町→』と書いてあった。

写真を撮ればよかったんだけど、藤迫って何処だ・・・!?とか軽くパニックになってる間に通過してしまった。

で、ここからが説明できないんだけど、目をこすったり時間を確認したりしてたら、いつのまにかさっき書いた小学校とか何かの倉庫か工場みたいなのが見える、いつもの景色に戻っていた。

地下鉄に入ったあとはいつも通り。

藤迫って駅を通過してる時の周囲の乗客の様子は、訝しげに外を見てる人も少数いたけど、ほとんどが気にしてない(気付いてない?)感じでした。

写真無いから信じてもらえないと思うけど、確かに『藤迫』って駅を見たんです。

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