隣の家が火事になってる

小さい頃に『自分』を良く見ていた。
例えば母親と車に乗っていて喋ってる時に車の前方からその光景を見てたり、友達と野球してる時に上からその光景を見てたり。
そんな事は数え切れないくらいあって、ある時寝てる自分を見てたんだけど、しょっちゅうあるので「ああ、またか」くらいに思ってた。

その時、原因は分からないけど自分の方に襖が外れて倒れて来たから、大慌てで戻って仰向けの体勢で手で受け止めた。
戻ると言うか、自然に身体に戻ったって感じだった。

隣で兄が寝てたんだけど、びっくりして起きて「おまえ、良く怪我しなかったな」って言ったんで、「見てたから」と答えたらポカンとしてた。

また、隣の家が深夜に火事になった時、自分はちょうどまた寝てる自分を見てた時で、ふと何故か外が見えて火事になりかけてる隣が見えた。
窓は隣の家の反対方向に付いてるからもちろん見えないんだけど、大慌てで身体に戻って起きて、寝てる両親の部屋に行き「隣の家が火事になってる」と伝え、外に出てみるともう結構な火の手があがってる。
誰かが消防車を呼んでたらしく、遠くからサイレンの音が聞こえて来た。

両親から「何で分かったの?」と聞かれ、「見えた」って答えると不思議そうな顔をしてた。
ちなみに火事の原因は煙草の火の不始末で、全焼した。

こんな事がたくさんあるんだけど、あまり信用して貰えない。

上に書いた『寝てる自分を見る』は、寝てると身体が浮き上がった感覚があって、目を開けると下に寝ている自分が居て、それが見える。
ほんとに頻繁にあったし、小さい頃は隣に兄が寝てたのでもちろん兄が寝てるのも見えてた。

ある日、その状態の時に兄が起きてトイレに行った。
寝ぼけてたのか便器じゃないところにオシッコをしてしまい、バツが悪そうに布団に戻って来た。

これは追いかけて行ったんじゃなく、兄のトイレをしてる姿が何故か見えた。
で、自分が起きて「お兄ちゃん、あんなところにオシッコしたら怒られるよ」と言ったら凄くびっくりしてたけど、そのまま寝てしまった。
翌朝、兄は母親に怒られ泣いていた。

またある日、部屋に付いてた電灯(照明器具)があって、身体が浮かんだので何気なくその裏(天井側の面)を見てたら、シールが貼ってあって、それ自体の名前は忘れたけれどロボットのシールだった。
で、朝起きて母親に「あの電気の裏に付いてるロボットのシールは、何て言うロボット?」と聞いた。

もちろん裏側なので小さい子には見えず、大人でも裏を見るのは無理な高さ。
母親には「そんなところにシールなんて貼ってないでしょ」と言われたんだけど、「貼ってある」と泣いて言い張った。

そしたら父親が椅子に登って見てくれて、「あ~、これ○○のシールだ」と。
多分買った時に兄が貼ったんだと思う。

両親は「椅子か何かに登って見たの?」と聞いたけど、当時小さい子供だったので椅子に登った程度では見えない高さ。
「寝て浮かんでた時に見たんだよ」って言っても、当然信じて貰えない。
何とかして見たんだろうと両親は思い、「危ないから二度としちゃ駄目」と怒られ、悔しくて泣いた。

浮かんだのは必ず自分の部屋で寝ている時。
外で自分を見る時は浮かぶ感覚は無かったし、突発的に自分が見えてる状態になった。
思い出として今でも自分を見てる光景がたくさんある。

頭が変と思われたく無いので、あまり人には言わない様にしてる。
ちなみに幽霊は一回も見た事が無いし、霊感とか無縁な感じ。

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