中国、イタリア、ベルギーそしてデンマークの天文学者からなる研究グループが出した結論によれば「太陽面で極めて巨大な爆発が起こる可能性があり、そうなれば地球のあらゆる生物に致死的な危険な影響を及ぼす」との事だ。
オンライン限定の科学ジャーナル「ネイチャーコミュニケーションズ(Nature Communications.)」が伝えた。
国際学者グループは、太陽と特徴が似ている5648の星を観察した結果、48の星で、太陽フレア(太陽面爆発)の威力を何万倍も上回る、巨大な爆発を観測した。
特にそのうちの4つの星は、太陽のものと同じ磁場を持っていた事が注目されている。そうした事から、学者らは、太陽フレア及び他の星でのスーパーフレアは、同じ性質を持っているとの結論に達した。
現在起きている太陽フレアは、宇宙空間に、大量のエネルギーを放出している。
なおフレアは、人工衛星や航空機の電子システムばかりでなく、人間の気分、心身の感覚にも影響を与えている。