まとわりついてきて眠れない

高校生の頃の話。
自分はよく金縛りにあっている。
でも霊的なもんではなくて、睡眠不足だったり、疲れたりしている時に頭は起きていて体は寝ている状態ってやつ。
自室で1人で寝てるときにしかならなかったから、多分ストレスかなにかも原因のひとつだと思ってる。

最初こそ怖かったけど、今では眠りを妨げられてイライラするだけであまり怖くはない。
まあそれは置いといて、夏休みに部活のみんなで合宿をやることになった。
泊まるのは学校の校舎とは別にある、今はあまり使われていない寮だった。

そしてその寮はオバケが出るって噂があった。
いつだか学校の用事で入った人は、念のため塩を持って行っていたとかいう話もあった。
自分は怖い話は好きだけど、特別信じているわけでもないし、怖がりだったけど1人じゃないなら全然平気だと思っていた。

まあ合宿といっても結構ゆるくて、一日みんなと楽しく過ごした。
夜になって、結構遅くまで起きていたんだけど、そのうちみんな寝静まってしまった。

自分はというと、情けないことに怖くて眠れなかった。
オバケが出るなんて噂をきいてしまったからビビっているだけだとわかってはいたけど、どうしても廊下に人がいるような感じがして、結局廊下の方から目を離せず一睡もできないまま朝になった。
さすがに眠かったので、友達が起きてきてから少し寝た。合宿は何事もなく楽しく終わった。

そのまま家に帰って、その日はなんとなく自分の部屋ではなく、弟の部屋で寝たんだ。
まあなんとなくっていうか、寝不足だし金縛りにあいたくなかったからなんだけど。
金縛りにあうのは自分の部屋で寝たときだけだったから。

当時まだ小学生だった弟は隣の両親の部屋で寝ていたから親もなにも言わなかった。
でもその夜は金縛りにあった。
視界の端に誰かがいるのが見えた、俯いてこっちをじっと見てる女の人。
でもオバケか夢かわからないし、やっぱり怖くなくて、眠いのにめんどくせえなって思いの方が強かった。

女の人が何かしてくるわけでもなく、いつもみたいにしばらくすると金縛りも解けた。
ただ、眠気は飛んでしまったからとりあえず水でも飲もうと台所に行った。

水飲んでボーッとしてたら、母が起きてきてタバコを吸い始めた。
もう夜も遅かったから「どうしたの?」ってきいたら、「なんか黒いモヤがまとわりついてきて眠れないんだよ。お前なんか連れてきたんじゃないの?wwwwwww」って言った。

母は、若い頃はいわゆる見える人だったらしい。
父と結婚してから見えなくなったって言ってたけど。

今はオバケとか信じてないって。
ちなみにそれだけ、女を見たのはその日だけだし、誰かが死んだとかなにもなし。
オチもなにもないけど、でも自分はちょっと怖かった、実話だwwwwwwww

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