小学校修学旅行の話。
旅館に6人位の班で1部屋に泊まってた。
みんなおしゃべりやトランプとかの遊びが終了して、もう寝る派と、まだ起きてる派に別れ、俺は寝る派。
その時の夢が妙にリアルで後から考えれば怖かった。
広い空のような空間で上空には厚い雲。
遥か下も厚い雲。
でも正面は明るく光り輝いていて、曇っているのか晴れているのか分からない場所。
雲の天井と雲の廊下がずうっと続いている感じ。
その奥のほうから2枚ずつ全身が写るような、鏡が一定の間隔で置いてある。
もちろん遥か彼方から置いてあるから全部で何枚。
あるかとかはわからない。
その鏡の前に老若男女いろんな人が真っ裸で列を作っている。
みんな鏡の前で一旦止まった後すうっとその鏡の中に吸い込まれていく。
それを不思議ともなんとも思わないでしばらく見ていたんだが、気が付くと、自分も列の中に入っていた。
だんだんと自分の順番が近付いているんだけど、恐怖も何もなく、なんとなく「あー、自分もあれに入るんだなー」と、ぼんやり感じていた。
遂に自分の番が来たので一旦立ち止まり鏡の中に入ろうとした瞬間(本当に鼻が鏡につくかつかないかの時)、がばっと目が覚め、薄暗い部屋で周りにはニヤニヤと笑う友人たち。
どうやら暇を持て余し、驚かせて起こしてやろうと急に体をゆすったらしい。
起こされて怒りとかはなく自然と涙が出てきた・・・。
友人に無表情で涙を流しながら「ありがとーーー、今夢見ててさー」と話したら、友人は(゜д゜)ポカーンとした顔をしてた。
妙に疲れたので、すぐ寝たけど次の日は無事に朝を迎え、修学旅行を楽しみました。