サ○ン事件があった頃に、その事件の地下鉄駅近くのビルで働いていた頃の話。
うちの会社はデザイン系で午前中と夕方からが忙しく、午後は暇でちょっと出かけたり机で寝てたりしてもOKな職場だった。
その日も営業待ちで机に突っ伏して昼寝をしていると突然の金縛りに・・・。
と同時に耳鳴りがしてきたんだが、そこにノイズのように声が混ざり始めた。
「・・・ルヤ・・・・・・ハ・・・ルヤ・・・・・・ハレルヤァァァァ!!!ハレルヤァァァァ!!!」
何十人という男女混合ハレルヤの絶叫。
歌なんてもんじゃなくマジ絶叫。
それが遠くから近づいてきて自分の上を通り過ぎ遠ざかって行った。
声が聞こえなくなったと同時に金縛りが解けてガバッと起き上がると、回りの同僚達は何事もなかったかのように雑談中。
夢か?と思いながらまた机に突っ伏すと同時に再び耳鳴り&金縛り&ハレルヤ御一行様が通り過ぎる。
これを繰り返す事4回。
いい加減煩くて腹立ってさすがに寝るの諦めて起きた。
あのビルで徹夜で泊り込みとかもしょっちゅうしてたけど、あんな不思議な体験したのは最初で最後だったよ。
オ○ムとなんか関係あったんかなぁ・・・。